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院長ブログ

認知症サポート医として

2024年2月11日

昨日個人的に良かったことが、二つありました。

 

少々 自慢話になってしまいますが、ご容赦ください。

 

一つ目は、患者さんの診察券番号が、ついに30,000番に達したこと。

 

100番台はスタッフ用で、患者さんは101番から始まりますので、正確にはのべ3万人にはまだ100人ほどたりないのですが、10年かかって、これだけの患者さんにご来院いただいたこと、まことにありがたいことだと思っています。

 

これもひとえに、患者さん自身が当院を調べてきてくださったり、ご家族やご友人に勧めてくださったり、そしてスタッフが懸命に頑張ってくれたおかげです。

 

この場をかりて御礼申し上げます。

 

 

そして2番目は、認知症サポート医になれたこと です。

 

認知症サポート医って、実は何をしたらいいのかわかってなくて、調べたら・・

 

1.都道府県・指定都市医師会を単位とした、かかりつけ医を対象とした認知症対応力の向上を図るための研修の企画立案

2.かかりつけ医の認知症診断等に関する相談役・アドバイザーとなるほか、他の認知症サポート医(推進医師)との連携体制の構築

3.各地域医師会と地域包括支援センターとの連携づくりへの協力

 

ってことなんです。

 

私、「認知症予防専門医」っていう、マイナーな資格を持ていますが、これは「認知症専門医」とは違う、いわば格下の専門医なんです。

 

「認知症専門医」になるのは、ハードルが高くとても大変ですが、私の資格は一応認知症の患者さんも診てます、ぐらいのものです。

 

そこに、医師会から認知症サポート医になってもらえないか、と打診がありました。

 

今までは、きっと医師会や市からの仕事が増えるんだろうな、おとなしくしとこう、って思っていましたので、いつも「考えておきます・・」と逃げていました。

 

しかし、今回勧めてきた人が医師会職員で看護師と保健師の資格をもつ女性で、しかも私と同じ大学の、富山大学医学部看護学部出身、いわば私の後輩なんです。

 

後輩にすすめられちゃぁ、断れませんな。

 

あまり仕事押し付けないでね、とお願いしたうえで、しぶしぶ引き受けたのです。

 

およそ一か月前に、認知症の医学的知識・認知症の方をささえるご家族や地域包括支援センターなどとの社会的な問題など、講義をe-ラーニングできいて、勉強しました。

 

はじめは 全部で5-6時間あるので面倒くさい、って思いましたが、いざ聞いてみるととっても勉強になりました。

 

そして昨日のwebでのグループワークに参加したことによって、ようやく「認知症サポート医」の資格を得られたのです。

 

昨日のグループワークには、全国から100人以上の医師が、webで参加しました。

 

医師の居住地も、北海道から沖縄までさまざま、専門の科もさまざまです。

 

まずは、5,6人のグループにわかれて、話し合いをして、話し合った問題点を代表者が発表するのでした。

 

私と同じグループに入った先生がたは、私ともう一人が東京の脳外科医、九州の精神科の院長先生、その他静岡と大阪の内科の先生。

 

皆さん、地域の特徴や問題点を述べていました。

 

何も考えずに参加していた私は、いきなり「クスノセ先生のところは何が問題ですか?」ときかれて、とまどいながら、、

 

豊田市は、ご存じトヨタ自動車のおひざ元で、たくさんのサラリーマンが住んでして、男女ともに朝から晩まで忙しく働いています。

一方で働けなくなったお年寄りは、昼間には一人で家に置き去りにされるケースが多く、運動もできず、話し相手もいない、薬の管理もできず、認知症患者さんはますます症状がすすんでしまいます。

地域包括支援センターの保健師・社会福祉士・介護支援専門員の方や、訪問看護師さんや、かかりつけ医の先生のニーズはますます増える一方で、認知症サポート医としては、少しでも皆さんを支えたり、アドバイスや時には講演活動を行っていく必要があると考えます。

 

などど、優等生的な発言をしました。

 

グループワークで発言した後に、「しまった、仕事やっぱり増えそうだ、どうしよう」と、頭をよぎりましたが、、

そこは思いなおして、自分に言い聞かせるように、認知症患者さんやご家族のために、できるだけのことをする、と決心したのでした。。。

 

かくして、無事、グループワークもおわりまして、来月から「認知症サポート医」 になれるそうです。

 

めでたしめでたし、でした。