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院長ブログ

つくし

2024年4月17日

先日、ある患者さんが、素敵な贈り物をくださいました。

 

それは、春の風物詩、土筆なんです。

 

なんと、段ボール箱いっぱい、持ってきてくださいました。

 

私、恥ずかしながら、土筆は道端でよく見かけますが、食べたことがなかったのです。

 

というか、土筆が食べ物になるという認識がありませんでした。

 

初めは、段ボール箱に、こんなに土筆をもってきてもらって、一体どうするの?

と思っていたら、あるスタッフが、卵とじにすると美味しいんですよ、と教えてくれたのです。

 

言われるままに持ち帰り、「土筆の卵とじ」に挑戦しました。

 

現代は便利なもんですねぇ、インターネットで検索すると、すぐにレシピが出てきます。

 

土筆の卵とじ、意外と簡単に、おいしくできました。

 

苦味があるかもしれないとのことでしたが、全くそんなこともなく、シャキシャキしておいしかったです。

 

でもこのおいしい料理には、ウラがあったのです。

 

土筆をとるのはもちろん大変ですが、それ以上に下ごしらえが大変なんですね。

 

下ごしらえを検索しますと、、

 

取ってきた土筆を、水の中で何度か洗って砂などの汚れを落とします。

洗った後につくしのはかまを一つずつ除きます。

はかまだけを指先でつまみ、茎にそってくるりと向き取ります。

はかまを取り終えた後も、土筆を水の中で洗えば、ようやく下ごしらえ完了。

 

これは、大変です。

 

でもこの患者さん、下ごしらえを全部やってきてくださったのです。

あとは料理するだけでした。

 

私はこの苦労をしらずに、いいとこ取りだった、ってわけです。

 

わざわざ取ってきていただき、下ごしらえまでしていただいたことに感謝して、料理をいただきました。

 

本当にありがとうございました。