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院長ブログ

ラグビー観戦

2020年10月26日

先週のことですが、大学ラグビー観戦のため、遥々埼玉県の熊谷まで行ってきました。

 

どのスポーツもそうですが、コロナウイルス感染の影響で、イベントは中止や延期になっていまして、ラグビーも例外ではありません。

 

ラグビーが、お互いの体をぶつけあうコンタクト・プレーであり、選手同士が身体をぶつけて押し合う、スクラムやモールなどがあるわけですから、なおさら感染のリスクがありますよね。

 

でも大学ラグビーは、運よく秋から冬がシーズンですから、10月から始まったんでよね。

 

 

熊谷では、この日2試合があり、ラグビー強豪校の早稲田と明治が試合にでるから、楽しみにしていました。

 

とりわけ、私が推しているチームが筑波大学。

 

早稲田や明治のようなスター選手は少ないですが、フォワードもバックスもチーム一丸となって、戦っている姿が見て取れます。

 

その筑波大と明治の一戦が楽しみでした。

 

 

初めての熊谷ラグビー場ですが、交通の便が悪そうですし、電車で行くのはまだ抵抗があったので、自家用車で5時間かけて行きました。

 

午前11時半に、第一試合の早稲田対日本体育大学のキックオフです。

 

大勢の観客で駐車場がなかったらどうしよう、と心配しましたが、全くあてが外れてしまいました。

 

ラグビー場は熊谷運動公園の中にあるのですが、駐車場も広く、人も少なくガラガラでした。

 

車をおりると、ラグビー観戦らしき人は少なく、家族ずれが弁当もってお散歩、という方ばかり。

 

とんだ場違いかと思いましたが、地図見てラグビー場まで5分ほど歩くと、なんとも立派なラグビー場が現れました。

 

出店もちらほらあり、入口の門にはラグビーボールをあしらったモニュメントがありました(写真1)。

 

チケットを見せて、恒例の体温検査をしたあと、球場内へ。

 

中にはいるときれいな芝のグラウンドに、選手たちの掛け声が響いてました。

 

しかし観客は、ソーシャルディスタンスをとっている関係もありますが、閑散としていました。

 

観客の方々も、マスクして、大声出さずに行儀よく、まさに入場時の注意書きに書いてあった通りの状況でした。

 

日本人の行儀の良さをまさに物語っているようです。

 

 

私の席はバックスタンドの端のほうでしたが、これだけガラガラなら、真ん中に座っていてもいいだろう、と勝手に前から二列目に座りました。

 

すると、係のお兄さんがつかつかと来て、そこはソーシャルディスタンスで開けてあるからダメ、と注意されました。

 

よくみると、確かに観客は、偶数列は空席で奇数列に座っていました。

 

私の行儀の悪さが出てしまいました、面目ない・・

 

悪いことはできない、と自分の席に戻って、観戦しました。

 

第一試合は予想どおり、早稲田が圧倒的に強く、大差で日体大を下しました。

 

早稲田が技術的に上だったのですが、日体大もトンガ出身の選手が迫力ある突進で、1トライ返したのは印象的でした。

 

さて二試合目、お目当ての明治と筑波大学の一戦が始まりました。

 

前半は、明治の強力フォワードに対し、筑波もチーム一体となったつなぎのラグビーで応戦、一進一退の展開となりました。

 

筑波のナンバーエイトの選手はなんと医学部!

 

将来のお医者さんなんですね。

 

この選手、献身的なタックルと機動力で、活躍されていました。

 

下の写真でボールを受け取ろうとしているのが、その選手です(写真2)。

 

こんな頼りになるお医者さんは、将来楽しみですね。

 

ラガーマンに悪い人はいない、と僕自身は思ってますから、きっと患者さんに献身的なお医者さんになることでしょう。

 

ほかに目についたのが、筑波大のセンターの選手。

 

190cmくらいあるのに足も速く、しかもまだ一年生なんです。

 

味方の蹴ったボールに対して、突っ込んできた相手を怖がらずにジャンプして、真っ先に奪い取った姿は、将来きっと大物になると思いました。

 

 

試合ですが、前半はほぼ互角でしたが、後半に入ると明治のフォワードが力を発揮。

 

筑波大はスクラムでまったく歯がたたなくなり、押されたり反則したりの繰り返し、足をつる選手も続出でした。

 

やはり体力は相手のほうが一歩上でしたね。

 

 

後半の観戦中、選手の蹴ったボールが観客席に飛んできて、バウンドして私の席に転がってきました。

 

こんな経験は、なかなかないので、ボールを拾うと、そのボールが軽いのにびっくり。

 

私の大学現役時代は、革製だったので重くて、当たるとボーンと重い感じ。

 

でも今のボールはゴム製ですから、軽くて握りやすく、当たるとパン という感じ。

たとえがおかしいですかね?

 

グラウンドに係の人が近づいてきたので、ちょっと自信なかったけど、席からグラウンドまでボールを投げ込みました。

 

届かなかったらどうしようかと思いましたが、私の投げたボールは、きれいにスクリューを描いて(自分で言うのもなんですが)、その係の人の手のなかにスポっと収まりました。

 

私は、現役時代スローワーをやってたことがあるのでわかるのですが、ラグビーボールを縦回転しないようにまっすぐ投げるのって、意外に難しいんですよね。

 

上手くいって、ホッとしたなぁ。いい経験でした。

 

席も、もとの自分の席にもどってたから、自分のところにボールが飛んできたので、よかったです。

まさに、福来るって感じ。

 

試合は明治が筑波大学に勝ちましたが、両者ゆずらず、いい試合でした。

はるばる見に来たかいがあったってもんです。

 

帰りは、お土産屋でオールブラクスのTシャツやら、新旧ラグビーボールのキーホルダー(写真3)やら、衝動買いして帰りの途についたのでした。