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院長ブログ

当院の福利厚生 英会話教室

2023年4月1日

当院ではスタッフの福利厚生としてもう一つ、英会話教室を行っています。

 

ある人から紹介された、南アフリカ人の黒人女性、G先生による、英会話教室。

 

インターネットのスカイプを使って、テレビ電話形式でマンツーマン英会話をするのです。

 

英会話っていうと、外国に住んだことのある人は慣れているでしょうけど、ふだん勉強してない人にとっては、とっつきにくいものですね。

 

英語を聞き取れないのに、外人と英会話なんて、、とか、発音もおかしいのに外人と話すのは恥ずかしいとか、英会話はお金がかかるとか、どうしても踏み出せないですね。

私も海外旅行は好きでも、住んだことはないので、英会話は苦手でした。

旅行に行くたびに、相手と交渉ができず、英会話やっておけばよかったな、って思うだけで、英会話教室を始めることに踏み出せないでいました。

 

何を始めるにも、目標や目的がないと続きませんよね。

 

以前にも書きましたが、私には、いつか数か月でもいいから、発展地上国など医療を必要とされるところに、行ってお役にたちたいっていう、淡い目標があります。

 

そのためには、最低英会話に困らないようにしたいと思いました。

 

これが、なんとなくですが、英会話教室始めた目標です。

 

ある人を通じて知り合った、G先生ですが、私が今までお話した英会話の先生のなかで、最も話しやすい先生と感じたので、先生と交渉して私のプライベートな先生にしてまったのです。

 

週1回で5,000円、一回30分でマンツーマンで会話して、1回約1,000円です。

日本の英会話教室と比較すると格安です。

 

初歩のかたも、テキストを使ってそれなりに、慣れてきたらフリートークです。

 

G先生は、とても明るいし、優しいし、私が文法的にめちゃくちゃなことを話してもそれをきれいに文章にして言い直してく入れるのです。

 

私のつたない英会話でも、何を言おうとしてるのかわかってくれる。

 

話題も豊富で、とてもわかりやすい英語で話してくれます。

 

彼女は、南アフリカでも優秀な大学を出て、英語の教師をされていたのに、現在とても厳しい境遇にいます。

 

南アフリカは経済的に厳しく、治安もそれほどよくない、しかも二人のお子さんがいるのに、夫は暴力をふるうので離婚し、経済的に非常に厳しいようです。

 

南アフリカはアパルトヘイトが撤廃されたとはいえ、未だに黒人への経済的な差別は残っているようです。

 

でも彼女は本当に明るく、ちょっとした不運な出来事も、笑い事にかえてしまいます。

 

先日、南アフリカの自宅で大洪水があり、家に浸水して避難したそうですが、笑い飛ばしてました。

家具も水に浸かって大変だったろうに・・

 

また、電気代が高くて大変だからソーラーパネルを使って電気代をうかして英会話教室をしているとのこと。

そのソーラーパネルが割れたので、3か月分のレッスン代を前借りしてくれ、というのです。

 

彼女を信じて3か月分振り込んだら、私に号泣して感謝してくれました。

そのお金で修理したそうです。

 

もちろんその後の3ヵ月はタダでレッスンしてくれました。

 

私はその彼女の人柄にも惹かれていて、自分の英語力を伸ばすだけでなく、経済的に人助けもできるという一石二鳥なんです。

 

そして、これを当院の福利厚生にしたのは、当院のスタッフにも英語力・教養を身につけてほしかったからです。

 

スタッフも皆、先生の教室を気に入ってくれて、英語も上達したと喜んでくれ、現在3人ですが、さらに4月から4人に増えます。

しかも英会話が楽しくなったらしく、週1回だったのが2回にしてくれと頼んできたくらい。

 

私が捻出する負担額は増えちゃいますが(^^;)

 

前出のフィットネスジムのトレーナーにこのことを話したら、自分も習いたいといってくれて、彼の友人とともに、入会してくれました。

 

そのうえ、トレーナーもG先生の境遇に賛同して、自ら彼女の教室のパンフレットを作ってくれたのです。まさにボランティアですな。

 

今週から、G先生の教室のパンフレットをクリニックにも置いておきますので、興味のあるかた、是非トライしてみてください。

 

 

先生は最高、料金は格安、これ私が保障します!