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院長ブログ

認知症予防専門医認定証を得て

2022年3月20日

コロナウイルス感染症が一段落してきたと思ったら、ロシアのウクライナ侵攻、東北でおこった大地震など、暗いニュースが続きますね。

 

そんななか、私事で申し訳ないですが・・

明るいニュースが飛び込んでまいりました。

 

16日昼の診療のあと、ワレモノ注意と書かれた、立派な品物が届けられたのです。

 

送り主は、「日本認知症予防学会」。

 

3年前よりこの学会の専門医を目指して入会し、認知症予防に関する勉強を重ね、学会や講演会に参加してテストを受け、ついに昨年専門医の審査に通ったのです。

 

そして晴れて「認知症予防専門医」に認定されました! 

 

というと、なんだか格好はいいですが、比較的新しい学会で、この資格を持っていても、診療上大きなメリットはありません。

 

ただ、勉強して知識を得た、ということが肝心なのですね。

 

この学会に参加してこの資格を目指すことによって、はじめて認知症予防するにはどうしたらいいか、ふだんの生活はどうしたらいいか、食生活についてはどうか、など勉強になったので、それだけで学会に入会したかいがあったというものです。

 

そして、ホームページや名刺に「認知症予防専門医」って書き込めるんです。

 

聞いたことない肩書ですが、ちょっと目立つかもしれません。

 

この学会のいいところは、医師だけでなく看護師や歯科の先生、理学療法士、栄養士、音楽や体操の先生、その他医療スタッフが入会していて、多職種の方々が認知症予防について意見交換できることです。

 

何しろ入会資格が「認知症予防に関心をお持ちの方」というのだから、どんな人でも入会できます。

 

そんななかで、入会してから3年以上勉強し、試験をうければ、「認知症予防専門医」や「認知症予防専門士」「認知症予防専門看護師」になれるのです。

 

送られてきた品を見て感激したのは、認知症予防専門医」の認定証が立派なガラスの額縁に入れられてあったことです。

 

今まで、医師免許や脳神経外科専門医、内科認定医、頭痛専門医、脳卒中専門医など、認定証を得ましたが、送られてきたのはどちらも、ただの「紙」だったので、今回の認定証はとてもうれしく思いました。

 

それだけでも、手続きに数万円払った価値がある、ってものです。

 

この認定証が届いた翌日、たまたま通りかかった道端の空き地に、とっても綺麗な桜を見かけましたので、思わず車から降りて、写真にとりました。

 

早咲きの桜でしょうか、まさに春ですね。

 

まるで、おめでとう、って祝ってもらっているかのようでした。

 

これからは、認知症予防のために研鑽を重ね、皆様のお役にたてればと考えています。