このところ、ブログさぼっておりましてすみません。
またも言い訳になりますが、このところ、首の左側から左肩にかけての、コリと痛みがひどくってひどくって、どうにもならなかったんです。
病院勤務医時代は、病院の中を駆けずり回ったり、手術や処置をしていることが多かったので、一日中身体を動かしていたせいか、首や肩がこるなんてことはあまり感じなかったのです。
しかし、開業してから机に座って患者さんを診察したりカルテ書いたり、書類などの雑用したりってことが多いので、身体を動かすことが少なくなった、だからきっと肩こりがひどくなったんですね。
パソコンに向かう姿勢が悪いと思って、椅子を低くして見上げるようにしてみたり、なるべく下をむかないように気を付けてはみてるんですけどね。
肩こりやわらげようと、筋弛緩剤など服用してみたり、当院の柔道整復師にマッサージしてもらったりしたのですけど、一時的によくなるだけで、翌日にはまた肩こり首こりがひどくなるんです。
先日は、寝ていても首の痛みに耐えかねたせいか、自分で自分の首にブロック注射する夢をみてしまいました。
夢の中の話ですが、特に痛かった首の左側に、自分で麻酔剤を入れた注射器を刺して、左手では力が入らないもんだから、看護師さんに注射器押してもらって・・・
ブスっと奥までさしてしまって、ギャーっとなったところで、目がさめました。まだ早朝4時半でした。
で、その日はもう、首が気になって寝られなくなってしまったので、そのまま5時に家を出て、クリニックで痛みを紛らわしていました。
さらには、特に痛い首の左側にシップを貼って診察していたところ、しっかり患者さんに見つけられちゃいました。
その患者さんは、私と同じ肩こりに悩んでいて、シップを希望されていましたけど、私の首のシップを見つけて、「あら、先生とお揃いねっ!」と言われてしまいました。白衣の下に隠していたつもりだったんですけど、バレたか。
そして、極めつけなことに、その患者さんは帰りぎわに、私が言うべきセリフである「お大事に」、を先におっしゃって、部屋をでられたのです(^_^;
思わず、「ご心配、ありがとうございます」と返すしかありませんでした。
悩んだあげく、当院の理学療法士にみてもらったところ、彼女が言うには、私の姿勢は相当悪いのだそうです。
背中から首が前につき出してしまっているので、頭の重みの負担が、全部首にかかってしまっているというのです。
そして、その理学療法士さんから「ストレッチ・ポール」をつかった、ストレッチ体操を教わりました。
初めてやってみて、見てもらったところ、なんと肩と胸椎の動きがものすごく固くて、全然回ってないそうで、これでは首と腰に負担がかかるのは当たり前だと指摘されました。
こっちは痛みに耐えかねながら、がんばって運動とストレッチをしているのに、冷やかしに来たスタッフたちに、「どの患者さんよりずっと動きがひどい」と笑われてしまいました(~ω~;)))
この週末は、家でこのストレッチ体操を実践していたところ、首の痛みは少しいいみたいです。
やっぱり、首や肩の痛みは、薬にたよらず自分でからだ動かして治すにかぎると、改めて感じたのでした。
医者のくせに、しかも自分と同じ症状の患者さんをたくさん診ているくせに、今更ながら、身を持って患者さんのつらさを体験したのです。
情けないけど、この体験は今後の治療に活かせそうです。 と今回も前向きに考えることにしました。
肩こり、首こりの悩むアナタ、是非「ストレッチ・ポール」をつかった、ストレッチ体操を当院でも体験してみてください!