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愛知県豊田市浄水町5丁目39番地の9

院長ブログ

ドブロブニク

2026年8月26日

まだまだ暑い日がつづいていますが、 皆様熱中症に気を付けておすごしでしょうな。

 

私事ですが、このお盆は一週間丸々休みをいただきました。 そして、再び一人旅を敢行しました。

 

参りましたのは、以前から行ってみたかった国の一つなのですが、クロアチアとお隣のスロベニアです。

 

街は中世ヨーロッパの面影を残し、美しい湖や真っ青なアドリア海のビーチなど、自然も豊かで、数多く世界遺産に指定されています。

 

遠いしなあ、どうしようかと迷っていたのですが、ちょうど同じ日程で、ある医師会の先生が奥様とツアー旅行されるとお聞きし、そののパンフレットを見せていただいたのがきっかけです。

 

ツアーのコースは、クロアチアの首都・ザグレブから点々と観光地を回って、南のほうに下りてきて、最後は美しい街ドブロブニクをまわって帰国、というコースです。

 

他の会社のツアーも似たようなコースらしいので、じゃ、私は逆から回ってみようと思い立ちました。

 

個人旅行ですから、詳細は決めず、勝手気ままな旅にしようと、レンタカーを借りて好きなところに行こうと考えました。

 

今回は、単なる旅行記になってしまいますが、ちょっとその時のことを書かせてください。

 

東京からウイーン経由で、ドブロブニクというクロアチア南部の町に向かいまして、20時間くらいかかったのですが、例によってなりふり構わず飛行機内で爆睡してましたので、あっという間に到着したのでした。

 

空港にお昼過ぎについたのですが、カンカン照り、まさに焼け付くような暑さです。

おりしも、今年のヨーロッパは熱波で大変と聞いていましたが、予想以上でした。

 

空港でオペルっていう車を借りて、レンタカー会社のスタッフに、「エンジョイ~」って送り出されたのはいいけど、左ハンドルの右側通行なので、逆走しないか緊張しながら恐る恐るドライブを始めました。

 

空港からドブロブニクの町まで30分くらい、アドリア海の真っ青な海を臨む海岸沿いの道を進みますと、海に突き出た城壁に囲まれたドブロブニクの市街が見えてきました。

 

かの有名な、魔女の宅急便のモデルになった街なんだそうな。

 

街の裏側にあるスルジ山ってところに登ると、景色が素晴らしいと聞いていましたが、街からゴンドラで上るのが人気なんだとか。

 

でも、そのゴンドラに乗るには、長蛇の列を並ばなくてはならないと聞いていましたので、せっかく借りた車で、山道を登ってみようと思いました。

 

左ハンドルにも慣れてないっていうのに、無謀にもいきなり狭い山道を登ることになりました。

対向車が来たらどうしようかと、恐る恐る登っていくと、途中から二つに道がわかれ、一方通行に。

その後はらくちんに頂上まで登れたのです。

 

頂上には人気のカフェがあり、たくさんの人たちでにぎわっていましたが、そこには入らず、無料の展望台から撮った写真がこれ。

 

写真では言いつくせませんが、とにかく真っ青な海に、城壁に囲まれて、見事な赤茶色の屋根に統一された街、まさに世界遺産ですな。

 

上から見渡すと、魔女の宅急便の箒に乗っかって、飛んでいくような気分になります。

 

無事下山したのですが、ドブロブニクの旧市街は、法律で一般車が入れないことになっていて、うっかり立ち入り禁止区域に入ると、高額な罰金を科されるのだそうです。

そこで、街から離れた公的駐車場に車を停めて、タクシーで町中に向かいました。

 

ホテルは、城壁に囲まれた旧市街の中にあるのですが、ホテルからだいぶ遠いところでタクシーを降ろされてしまい、暑い中スーツケースを転がし、汗だくになってホテルに向かったのでした。

 

旧市街は、まさに中世の街並み、いかにも古い建物が並び、道は石畳です。 

 

そしてたくさんの観光客、たまたまかもしれませんが、日本人にはまったくすれ違うことはありませんでした。

 

グーグルマップと睨めっこしながらホテルをさがしたのですが、細い路地をはいったところにあるはずが、どこにも見当たりません。

 

スーツケースを持ってうろうろしていると、レストランの店員さんらしき女性が「can I help you?」って親切にも声をかけてくれたので、目指すホテルの名を告げると、案内してくれたのです。

 

あとから気がついたのですが、この旧市街って街の景観を保つためなのか、「〇〇Hotel」とかって看板がないんですね、たどりついたホテルも表札のようなものが掲げてあるだけで、フロントらしきものもなく、人のうちのアパートのような感じでした。

 

ホテルにようやくたどりついて 一息ついて、散策にでかけ、城壁の門をくぐると、そこは美しい港でした。

 

きれいな港に小型の遊覧船やボートが浮かび、その周りにレストランが並んでおりました。

まだ夕方でしたので、まだお客さんが一人も入ってなかったレストランを見つけ、どうしようか覗いてみますと、モデルのようにきれいな女性の店員さんが声をかけてきたので、クロアチアの初ディナーはここでいただくことにしました。

 

きれいな港の景色に、クロアチアの魚料理、大きなジョッキにビールを一杯、独りぼっちでありながら、至福の時を迎えたのでした。

 

翌朝は早朝におきて、城壁にのぼりました。

この城壁の上は、一周すると2kmくらいあるのだとか。

 

階段を上ったり下りたりしながらも、赤茶色のドブロブニクの街の景色と、美しいアドリア海、反対側に目を移すと昨日車で登ったスルジ山、なんともきれいな景色がつづきます。

城壁には、ところどころに要塞があり、中性の面影を残す大砲が置いてあります。

 

猛暑のなか、2kmなんてとても歩けない、途中で帰ってこようかと思っていたのですが、この景色に見とれながら歩いていると、あっという間に元の出入り口にもどってきました。

 

スルジ山と、たまたま立ち寄ったレストラン、わかりにくいホテル、早朝の城壁一周、それだけでしたが、「アドリア海の真珠」といわれたドブロブニクを十分に堪能したのでした。