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愛知県豊田市浄水町伊保原173-1

院長ブログ

寸又峡温泉

2019年11月10日

先日、友人に教えてもらって、静岡県の寸又峡温泉というところに、初めて行ってまいりました。

 

なんでも、景色がきれいなのはもとより、「夢の吊り橋」と呼ばれる、とってもスリル満点の吊り橋があり、日帰り温泉が気持ちいいというのです。

 

この日は、おかげさまで、快晴に恵まれました。

 

高速道路を出てから約1時間、車で狭い山道をくねくねと登ってまいりますと、ようやく寸又峡温泉の看板が見えてまいります。

駐車場から、ちょっとした温泉街をぬけて山道を20分程歩きますと、噂の「夢の吊り橋」に到着しました。

 

残念ながら紅葉には少し早かったのですが、緑の山々の中にエメラルドグリーンの静かな川、そこにかかる細長い吊り橋、その美しい景色をみると爽快な気持ちになります。

なんでもこの橋は、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋」に選ばれているそうで、噂を聞きつけた(?)お客さんで列を作っていました。

何しろ一方通行で、しかも同時に橋にいられるのは10人だけということなので、渋滞になるのも無理はありません。

 

私の渡れる順番になると、皆さんと同様に、橋の上からスマートフォンのカメラで写そうと試みたのですが、とてもじゃないけど、できませんでした。

何しろ橋は幅は40㎝くらいしかなく、眼下の川まで高さ8mもあるそうで、人が歩くたびに大きく左右に揺れ、両側のワイヤーロープにつかまりながら歩かないと、とても恐くて進めないのです。

高所恐怖症の私には、ロープから手を離してスマートフォンを操作するなんて、無理な話だったのです。

でも、きれいな川のはるか上を、ゆらゆら歩くさまは、まさに空中散歩をしているみたいです。夢の吊り橋と呼ばれる所以ですな。

 

山道を降りて、帰途につき、温泉街にたどりつくと、小ぎれいな旅館があり、日帰り温泉500円の看板が見えました。

露天風呂につかって、青空を見上げると、とっても気持ちがいいので、ぼーっとしてしまいます。

すると、もみじの木の間に大きなクモの巣があり、ど真ん中にその主である大きなクモがじっとして居ました。

5分程じっと湯につかっていて、そのクモをのようすを見ていましたら、クモは、急にささっと動きだして、獲物を捕まえると、またゆっくりと自分の定位置である巣の真ん中にもどったのです。

こんなにも長い間、クモとにらめっこしたのは初めてでした。

 

風呂から上がると、肌はツルツルでした。

本日は久しぶりに優雅な一日だったのでした。