最近、天気が安定していませんね。
3月の下旬から、晴れていい天気がつづき、あっという間に桜が咲いて、あっという間に散っていったかと思えば、昨夜は大雨。
当院では、天気の良い日には、患者さんが比較的少なく、曇や雨の日に多い傾向があります。
天気がよければ、病院にも行こうか、雨の日は面倒だから家で我慢しようと考えると、逆のような気がしますが。
でもその傾向は、ふつうのお店や行楽地の話ですよね。
天気の良い日は患者さんが少なく、曇や雨の日に多い傾向、それは頭痛と関係があるような気がします。
当院には頭痛に悩む方がたくさんいらっしゃるのですが、天気の良い日は頭痛はしない、悪い日は朝から頭痛がする、あるいはその予感がするという人が多いのです。
頭痛の発症は、気圧と関係がある、と学会でだれかがおっしゃってました。
低気圧だと微妙に血管が拡張して、拍動性の頭痛が起こるのだと推測してました。根拠はないのかもしれませんが。
天気予報で雨と聞くと、朝から予め薬を飲んでおく、っていう人もいるくらいです。
でもそれは間違いです。
予め薬をのんでしまうと、ホントの頭痛のピークには頭痛薬が効いてきませんのでまた頭痛薬を飲むことになり、薬物乱用につながります。
ですから雨の日にはいつ頭痛が発症してもいいように、薬を手元においておく、出かけるなら必ず頭痛薬をカバンに携行していくことが大切です。
本日、この文章を書き終わったら、あいにく晴れてきました。
明日は患者さん少ないかも・・
頭痛に悩む人が少ないことはいいことなんだけれども、何となく複雑な気持ちです(^_^;)