命にかかわらない、病気ではない頭痛が一次性頭痛です。一般的には頭痛持ちと呼ばれるもので、以下の緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などがこれにあたります。くも膜下出血のような他の疾患に起因するものではないことを確認することで、一次性頭痛であることが判断出来ます。頭痛の種類によって適切な治療を行いましょう。
緊張性頭痛
首や肩などの筋肉の緊張により、血流が悪くなり痛みが起きる頭痛です。
長時間のデスクワークや長時間の運転など同じ姿勢を続けることによる身体的ストレスや、対人関係や仕事、家庭での悩み等による精神的ストレスが原因と言われています。
片頭痛
頭の片側あるいは両側がズキンズキンと脈を打つような痛みのある頭痛で、吐き気などを伴うこともあります。
20~40代の女性に多く女性ホルモンのバランスの変化や、疲労やストレスなどが原因と言われています。
群発頭痛
一定期間に集中して、目の奥や頭部の片側に起こるもので、「目をえぐられる」ような激しい痛みを感じます。
20~30代の男性に多いのが特徴です。
当院では、一次性頭痛を分類し追求することで、適切な生活習慣をご指導し、投薬を行っていき、少しでも症状が軽減するように努めて参ります。