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院長ブログ

26年ぶり

2024年11月14日

もう、今更って話になってしまいますが、先週の11月3日に、我が横浜ベイスターズ

が日本シリーズに進出し、ホークスを破って優勝したことは、記憶に新しいことと思います。

 

前回の「最近のよかったこと」にひきつづきまして、「最近の最もよかったこと」になりました。

 

この日は、仕事がお休みだったこともあり、ずっとテレビにかじりついて、試合を見ていたのですが、久しぶりに興奮したのは言うまでもなし、です。

 

かの野球解説者たちが、日本シリーズの結果について、ほとんどの人がソフトバンク優勝、って予想してましたし、横浜が優勝するって予想していたのは、ほんの少数の横浜OBや関係者だけでした。

 

しかも、その勝ちを予想してた人たちでさえ、みなさん4-3でぎりぎり横浜が勝つ(かも)っていってたのに、ふたを開けてみれば4-2で、最後の3試合は横浜の圧勝でした。

 

野球解説者たちに、ざまぁみろ、っていいたいところですが、かの私も、まさかあの強い強いソフトバンクに勝つなんて、心の底では思ってもみませんでした。

 

GIANT KILLINGというか、ただ波に乗っただけというか、野球の試合も人生と同じで、何が起こるかわからないのですね。

 

前回もお話したとおり、2017年の日本シリーズでは私が横浜スタジアムまで応援に行ったがために、優勝を逃してしまった、と思っていましたので、今回は応援にはかけつけず、家で観戦したのがよかったのでしょうか。

 

その11月3日の夜、ホークス最後の打者がアウトになって、ベイスターズの優勝が決まった直後に、3通のメールが届きました。

 

そう、前回クライマックスシリーズで優勝したときと同じ、友人やスタッフからの、おめでとうメールでした。

 

ところで、、

私がなぜ、横浜ベイスターズファンかというと、それ理由は、まだ私がもの心ついたころに遡る話です。

 

当時、皆さんご存じの「巨人の星」って漫画が流行っていて、テレビも毎回欠かさず見ていたのですが、私はプロ野球のことを何もしらなかったので、野球のチームといえば巨人と阪神しかないのだ、って思っていました。

 

ところが、左門豊作っていう田舎のあんちゃんみたいなのが登場してきて、のちに星飛雄馬のライバルになるのですが、この人が大洋ホエールズに入団したんですね。

 

この時、あぁ大洋ホエールズってチームもあったんだな、って初めて知ったんです。

 

この左門豊作に好感をもっていたものですから、自然に大洋ホエールズを応援することになったのです。

 

私が学生のころ、ホエールズはとっても弱くてずっとBクラスで、しかも当時川崎球場って、パッとしないオンボロな球場が本拠地だったんですね。

 

余計に、判官びいきで応援していました。

 

その大洋ホエールズが、本拠地を川崎から横浜にかえ、やがて横浜ベイスターズに名前が変わってても、相変わらずBクラスのパッとしないチームでした。

 

その横浜ベイスターズに、大魔神佐々木投手が入ってきて、突然強くなり、忘れもしない平成10年、セリーグ優勝、そして日本一になったのです。

 

なぜ忘れもしないかというと、この年の4月、私が初めて愛知県春日井市の病院に派遣され、愛知県民となったからです。

 

しかも、それまで横浜の病院につとめていて、やっと横浜の地元で応援できると思っていたのに、愛知県に派遣されちゃったんです。

 

住む場所は変わっても、ベイスターズファンは変わりません。

 

周囲はドラゴンズファンばかりでしたが、名古屋ドームに、アウェーのなかベイスターズの応援にかけつけました。

この年の9月には横浜にも応援にかけつけ、当時の関内駅の構内に特設された「横浜大魔神社」に、お参りに行ったのでした。

 

そのかいもあって、当時38年ぶり二回目の日本一になったのです。

 

だから、平成10年(1998年)はよく覚えているのです。

 

しかしその年を境に、横浜ベイスターズの成績は下降の一途をたどり、またしても暗黒の時代へとおちていったのです。

 

私も、次に優勝するのは。1998年からさらに38年後だろうと思っていました。

ひょっとしたら私は生きてないかも・・なんて考えもよぎりました。

 

それが、まさか26年後に優勝できるだなんて、思ってもいませんでしたから、とっても嬉しかったのです。

 

日本一とはいっても、セントラルリーグでは3位でしたから、本当の日本一と言えるのか、微妙なところです。

 

来年はぜひとも名実ともに日本一になれるよう、頑張ってくださいよ!

 

今回のブログは、私の勝手な応援メッセージでして、他のチームのファン、特にドラゴンズファンの方々の反感を駆ったのなら、お許しください。

 

なんせ26年ぶり、一生にもう、あるかないかの出来事なんですから(^^;)