頭痛専門医の認定証が送られてきました!
これでもう一つ称号が得ることができました。
これも、頭痛を勉強しようという意欲をかりたててくださった、患者さんたちのおかげと思っています。
そして、先週の土曜日に大阪で開催された頭痛学会総会に参加してきました。
といっても、参加申し込みの締め切りが11日土曜日の16時だったのですが、仕事を休むわけにいきませんので、13時に仕事が終わってからの参加でした。
クリニック最寄駅の浄水駅から会場までの行き方を、ヤフー路線で検索しました。
診療が終わって、急いで13時42分浄水駅発の名鉄電車に乗って、名古屋駅から新幹線に乗り換えて行きますと、ぎりぎり15時50分に学会場近くの谷町九丁目駅に着く予定です。
16時受付終了なので、駆けつけてもぎりぎりなのです。
プログラムの案内によれば、谷町九丁目から学会会場までは歩いて5分と書いてありましたので、マサにぎりぎり間に合うという予定なのです。
日本の電車は正確だから、大丈夫だろうと高をくくっておりました。
ところが、思わぬ落とし穴があったのです。
新幹線で新大阪駅について、地下鉄御堂筋線の看板を探し、なんば駅に着いたまでは順調でした。
ところが、なんば駅から地下鉄千日前線に乗り換えるところで、ほんのちょっと迷ってしまいました。
千日前線の看板を見つけて、ホームまで小走りにむかったのですが、ホームについたとたん、止まっていた電車のドアが閉まったのです。
あぁ”〜乗せてくれぇと、心の中で叫びながら、ドアに触れたのですが、「プアン!」と大きな汽笛が鳴って、無常にも電車は出発してしまったのです。
愛知環状線だったら、車掌さんと目があっただけで開けてくれるのに・・・
都会は冷たい(^_^;)
あとで、ヤフー路線を見直すと、なんば駅の乗り換え時間はたったの2分!
これでは、大阪初心者の私では、到底間に合わなかったわけでした。
かくして、次の千日前線の電車は8分後でしたので、会場には完全に間に合いませんでした。
こうなったら、会場のスタッフの人に泣きつくしかありません。せっかく遠くからきたのですから。
秋も深まり、寒くなってきた時期だというのに、走りまくって会場に向かったため、季節に合わない大汗かいて会場入りしました。
そして、黒いスーツ姿のいかにもスタッフ姿の女性を見つけて、受け付けはどこですか と訪ねますと、16時までですから、受付は終了しました と冷たい返事が帰ってきました。
「遠くから来たので、なんとかなりませんか」と、大汗をぬぐって、はあはあと息を切りながら、頼み込みますと、「会員のかたですか?」と聞かれたので、「ええ、会員で専門医です!」と自慢げにこたえました。
するとその女性は、「ではちょっと待ってください」といって、ゴミ箱から申込用紙を取り出したのでした。
そして、「どちらからいらっしゃったのですか?」と聞くので、遠くから来たと言った手前、でまかせに、「えぇ北海道からなんですよ」って、適当に答えました。
まあなんでもいいや、申し込めればと思っていると、数人のスタッフが集まってきて、またもお名前は?と聞くので、名前を答えると会員番号を調べてくださいました。
すると別の方が、僕の名前から会員番号と所属を調べてくれて、「愛知県の楠瀬先生ですね。」「(°д°)・・・」
赤面したのなんのって、この上ないです。
最初のスタッフのかたが、苦笑いしていたのを、横目に見ながら、参加申込書に名前と番号を綴ったのでした。
こうして、無事参加申込ができまして、やっと会場に踏み入れることができたのです。
学会も終わりに差し掛かっていたので、聞けたのは、これからの頭痛専門医のあり方、役割といった、シンポジウムでした。
頭痛専門医は、以前は神経内科医がほとんどだったのに、脳神経外科医が増えてきて、神経内科医とほぼ同数になったこと、その他小児科医や麻酔科医など専門が多岐にわたっていて、それぞれの立場から頭痛についての議論なされていること、
世間には、頭痛なんて我慢してりゃいいという風潮があるのに、実は人口の4割の人が慢性頭痛に悩まされていること
頭痛に悩む人が増えたことにより、生産性がおち、多大なGDP損失に繋がっていること
この問題を解決するために、頭痛専門医の役割は大きいので、これからも優秀な頭痛専門医を育てていきましょう といったことが発表されていました。
学会のあとは、大阪の下町で、串カツ食べて久しぶりのお酒にひたったのでした。
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