日増しに暖かくなり、桜も満開になりましたが、皆様の気持ちも暖かくなってきましたでしょうか?
わたしはつい先日、めでたく(?)、高齢者のお仲間入りを果たしました。
年を取るということは、「あぁ、もう年だなぁ・・」なんて思ってはいけない、
これまで無事生きてこれたことに感謝し、さらに経験を重ねて、新たなことにチャレンジしていくことが重要ですな。
このたびスタッフからは、ヘッドマッサージャーなるものをいただきました。
これで頭脳もすっきりして、診療にあたれるってもんです。
ありがとうございました。
そして、私が誕生日をむかえた翌々日、僭越ながら講演をしてまいりました。
私が訪問診療をさせてもらっている介護付きマンションで、初めてカフェを開くので、記念に講演してください、と頼まれたのです。
それは光栄なことなので、引き受けました。
お題は「認知症の予防について」。
集まってくださったのは、ほとんどがご高齢の方々で、おりしも高齢者の仲間入りしたばかりの、いわば新米の私が、諸先輩方に講演をすることになったのです。
あまりに常識的な話ではつまらないし、かといって難しい話では皆さんに理解してもらえないだろうし。
この数週間、けっこう悩みました。
内容は以下です。
まず、私が所属する認知症予防学会の会長先生の提言によりますと、認知症を予防するための日常生活は次のとおりです。
①7,791 歩の 歩行(約6Km、 80分〜100分)
②353~434 分の睡眠(約6~7時間)
③80~321 分の会話(約1時間半~5時間半)
このことを参考に、なぜこのような日常が重要なのかを、お話しました。
さらに認知症予防に大事な事を付け加えますと、、、
動脈硬化を予防し脳血流を維持していくこと、そのために高血圧・脂質異常・糖尿病などに気を付け、喫煙や大酒はやめて、規則正しいバランスのとれた食事をしましょう。
どんなことでもいいから、何か趣味をもつことが重要です。
ボランティアなど、社会活動には積極的に参加しましょう。
うつ状態になったり、ストレスをためないように、物事をいい方向に考え、いつも前向きにいきましょう。
以上のようなことを、スライドで示して、お話させていただきました。
皆さん眠らずに最後まで聞いていただいたようで、ほっとしました。
そして、主催者のかたや聴講していただいた方々に、とてもわかりやすかった、とお褒めの言葉をいただきました。
今回の講演では、高齢者の私が聴講者になったようなきもちで、お話しました。
そして、わたし自身も認知症にならないように、自己管理をしっかりしていかなければと、改めて自分にいいきかせたのでした。










