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院長ブログ

大谷選手を撮れなかった件

2025年8月24日

暑い日が続いておりますが、皆様、ちゃんと涼しいところで、水分を十分にとってお過ごしでしょうか。

 

今年のお盆期間中、お休みを一週間いただきまして、皆様にはご迷惑をおかけしましたが、私は例年通り旅行を楽しんでまいりました。

 

アメリカには行ったことはありますが、アメリカの西海岸には行ったことがありませんでした。

 

この際、今が旬の大リーガー・大谷選手を見に行くことと、生きているうちに一回は行きたいと思っていた世界遺産・グランドキャニオンを見に行くが大きな目的です。

 

まず羽田空港に向かい、出国ロビーにはいりました。

 

お盆休み初日だし、さぞや混んでいる、ずいぶん並ぶんだろうなって思っていました。

 

ところが、アメリカン航空のカウンターに行くと、乗客は誰もいなくてスタッフの人が雑談してました。

訪ねてみると、待ってましたとばかり、手続きをしてくださり、あっという間にチェックイン完了。

 

拍子抜けでしたが、お盆期間の初日といっても夕方ですし、もう観光客はすでに出かけてしまったのでしょうか。

いずれにせよ、私にしては珍しく順調に、余裕で出国ができたのです。

 

いつものようにエコノミーでしたが、幸い直行便ですので、意気揚々と飛行機でロサンゼルスに向かいました。

 

10時間半ものフライトでしたが、いつものようになりふり構わず爆睡、旅を楽しむには機内では寝るに限る、ですな。

 

出発時刻は夜の20時ころなのに、向こうについたのは同じ日の昼過ぎ13時ころ。

 

日付変更線を跨いでのフライトなので、こんな珍現象がおきて、一日得をしたかのような気がして、気分よく渡米できました。 

 

ロサンゼルスは日本と同じくらい暑かったのですが、夏は雨が少なく、カラッとしていて、日本より過ごしやすいと感じました。

 

その日は、ロサンゼルスのサンタモニカっていう、港町に観光に行きました。

 

中学生のころ、友人と見に行った映画「スティング」に出てくるメリーゴーランドが、思ったより大きくなかったことに驚きましたが、なつかしさがこみ上げてきました。

 

それから、同じく映画「フォレストカンプ」でも、主人公フォレストが走るシーンの終着点として描かれているのがサンタモニカですが、主人公由来の「ババカンプ(Bubba Gump)」のお店があったので、喜んび勇んでTシャツなど買いこんでしまいました。

 

でも後から日本に帰って調べてみると、ババガンプって東京や大阪にもお店があったんですね、ちょっとがっかり。

 

翌日は昼過ぎから、いよいよ大谷選手出場の試合観戦です。

 

インターネットで、ドジャースのベンチの少し後ろの内野席をとりました。

 

いい席がとれたと思ったのですが、デイゲームは暑くて日焼けしてしまうので、ひさしがある席を取ったほうがいいと、後で知りました。

 

しまった、そこまで考えてなかった、、、

と思いきや、スタンドに入って自分の席についてみますと、なんと、たまたま、ひさしの陰の席だったのです。

 

もう二つほど前の席だったら、カンカン照りにあたってしまうところでした。

 

やはり自分はツイてる! といつものように、いいように考えました。

 

試合開始前に席についたので、試合開始を待っていると、、、

 

目の前に、ドジャースの選手たちがベンチから出てきて練習をはじめました。

すると、いましたいました、背番号17をつけた大柄の選手が。

 

当然、周囲の観客席はドジャースファンばかりですが、中でも「OHTANI 17」とかかれたユニフォーム来たファンが大勢います!

 

改めて、大谷選手の人気ぶりがうかがえます。

 

私のように大谷選手を応援にきた日本人の観客も、たくさんいました。

考えることはみな一緒ですなぁ、これをミーハーっていうんでしょうか(^^;)

 

何せ、今が旬の選手、見ておかなきゃと思うのはみな同じです。

 

さて試合が始まって、相手の攻撃が終わると、さっそく「ショーへイ・オータニ」のアナウンスに従って、1番指名打者の大谷選手の登場です。

 

周りの観客同様に、私もスマートフォンを構えてビデオを撮り始めますと、空振りのシーンはばっちりとれたのですが(写真)、次の4球目、さあ取るぞというところで、ボタンを押し間違って、なぜか画面が真っ暗になりまして、、、

 

次の瞬間、周囲がワッっと歓声がおこったと思うと、大谷選手から放たれた鋭い打球は、グングン伸びて、センターのスタンドに飛び込んでいったのです。

 

それは、まさにあっという間の出来事でした。

 

あれだけ準備していたのに、私はいわゆる「撮りそこなった」のです。

 

でもボールがスタンドに入った瞬間の、跳ねたボールと、目の前を、あのお得意のポーズで走り抜けていく大谷選手の姿だけは 目に焼き付けておきました。

 

あのポーズとは、両手をあげて手を左右に振った後に、ウルトラセブンのダン隊員がウルトラアイをはめるような、あのポーズのことですよ。

 

そして第二打席 今度は撮るぞ撮るぞ、と意気込んで、満を持してスマートフォンを構えていると・・

 

なんと、周囲のブーイングとともに、申告敬遠だったのでした。

 

結局撮れたのは、空振りのシーンと、敬遠されて一塁に歩いていく姿のみ。

 

まあこれも運命ですなぁ。

 

その姿を目にやきつけて、スタンドをあとにしたのでした。

 

そのあと、映画で有名なハリウッドを散策し、マダムタッソーという蝋人形館にたちよって記念撮影してから、帰宅の途につきました。

 

写真は、今最も売れてる俳優、ドウェイン・ジョンソンの蝋人形です。

 

ホテルまでのタクシーの運転手は、黒人女性でした。

 

その人に英語で話かけられ、たどたどしい英語ながら、自分が日本人であることを話すと、「おぉ、オータニ、オータニ!」って喜んでまして、今日ホームランを打ったよ、と話すと、喜び叫んでいました。

 

陽気な黒人で、ゆっくりお話ししてくれたので、凡そのことは理解できました。

 

30分ほどでしたが、彼女はロサンゼルスの案内をしてくださり、ビバリーヒルズの豪邸の前を通ったり、海岸の眺めのいい通りを通ってくれたりしました。

 

自分は日本人の医師だと話すと、自分の持病の話など、し始めました。

 

最後に、あなたの英語はわかりやすい、楽しかった と言ってもらえました。

 

私、週二回だけwebでの英会話教室を受けているのですが、そのかいがあったというものです。

 

そういえば、私の英会話の先生も南アフリカの黒人女性ですから、黒人女性は話しやすいのかもしれません。

まぁ、たまたまでしょうけど。

 

ということで、大谷選手の決定的瞬間を撮ることはできませんでしたが、その勇姿をみることはできましたし、アメリカ人とお話もできたし、楽しいロサンゼルスの旅でした。