遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
もっと早くご挨拶しなければならなかったのですが、大変おそくなりました。
というのも・・
当院は4日から今年の診療を開始しましたが、新年早々風邪引きの患者さんが、次から次へといらっしゃって、そのほとんどがインフルエンザの患者さんでした。
当院に来てくださって大変うれしいのですが、目が回るような忙しさで、仕事終わったら頭脳が疲れて、ブログを書く気にならなくて。
と、新年早々言い訳から始まったのです。
皆さんは年末年始、どうお過ごしでしたでしょうか。
私は、年末年始は、実家に少しだけ帰った以外には、特に遠方に行くこともなく、ひたすら自分の部屋の整理をしていました。
ふだん、整理をする習慣がなく、ごちゃごちゃになっていたので、見るに堪えない状態でしたので、いい機会でした。
まず本棚の整理。
病院や大学で脳神経外科医として勤務していたころは、博士論文や学会発表や資格試験などのデューティーがあって、文献や原稿などを集めて勉強し、その後も何かの時に使うのではと思い、とっておりました。
それらは、埃をかぶってしまい、取り出してみる気にもなれない状態になっていたのです。
そのころは、脳神経外科を極めようという気持ちがあったので、せっせと文献をあつめて勉強しようとしていました。
しかし、開業してからは、どんな患者さんがきても対応できるように、広く浅く知識を深めることに時間を費やし、脳神経外科を極めるという意欲がなくなってしまったのです。(大学の先生たちには申し訳ない・・)
それに、今はインターネットがあってペーパーレスの時代ですし、ネットで文献検索などすぐできちゃうし、もっと早く見切りつけて捨ててしまえばよかったんですよね。
整理していると、あのころは勉強頑張ってたなぁと感慨にひたってしまい、先にすすまないので、思い切って捨てていく勇気と、大量の埃まみれの中に突入する勇気を持って整理していきました。
整理に没頭していくと、頭が痛くなってきたので、今日はここまで、明日はこの本棚までと小さな目標をもって片付けていきましたら、数日で、随分きれいになりました。
そして文献整理がおわると、本のかたずけに入ります。
今までは、並べてあった本の前に、あとから手に入れた本を並べて、二段構えにしたりして、奥になってしまった本が見れない状況になっていました。
先ず、古くなった雑誌や情報誌はすてて、文献や雑誌がなくなって空っぽになったスペースに、本を移動させていくと、1列になり、ゆったり見やすくなりました。
そして、大事にカバーをかけていた本は、中身がぱっと目につかないので、取り去って裸にして、並べました。
ところどころ本が倒れて横になってたりして、ごっちゃごちゃになっていたのですが、ブックエンドを本の間に挟んで、本を立たせて、整理しました。
不思議なもので、だんだん整理されていくと、本を読む意欲がわいてきたのです。
買っただけで満足して、ろくに読まずにいた本がいかに多かったことか、整理したらこれから読むぞって気になってきました。
そして整理していくうちに、お宝がいっぱいでてきましたのもうれしかったのです。
本の間に懐かしい写真が挟んであったり、古くなったお札が見つかったり。
つぎに洋服ダンスの整理。
もう何年も着ずにいるくせに、思い出のつまった服を捨てられずにいたんですよね、
これは誰々にプレゼントされたとか、誰かとデートした時に買ったとか、泣けなしの小遣いで自分でやっと買った服とか。
でも今となっては、気に入らない色だったり、ダブダブだったり、黄ばんでたり。
どんどん感謝して捨てていきましたら、タンスの奥から、またしても思わぬお宝が見つかったのです。
なくなってたと思ってた鍵がみつかったり、カードがでてきたり・・
いらない服をすてていくと、いつも着たい服だけがすっと手にとれるようになり、ほんとにすっきりしました。
そして、いらなくなった本や服は大量にリサイクルショップへ持って行きました。
大変な労力のわりには、本は160円、服は350円にしかなりませんでした。
でも捨てるよりはマシでしたし、整理された部屋で生活できるすっきりした爽快感を味わえたのですから、お得でした。
いつも整理整頓をきちんとしている人は、いつもこの爽快感を味わっているんだなぁと、うらやましいと思いました。
でも整理整頓せずにごちゃごちゃの中で生活してて、数年に一回の超スッキリ感を味わえる人はもっと幸せと思ったのでした。
負け惜しみじゃありませんよ(^_^;)
というわけで、生活も気持ちも整理して、今年も気分を新たに診療に没頭しますので、皆様、本年もどうぞよろしく、お願い申しあげます。
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