冬です、マラソンシーズンですねぇ。
この度、春日井マラソンに参加してきました!
といっても、一番軟弱な「3kmジョギング」です。
なあんだ、たった3kmか、と思われるかも知えませんが、私にとってはちょうどいい距離なんです。
ここ10年くらい、ほとんど毎年のように参加していましたが、昨年は用事があって出られなくて、二年ぶりの参加です。
満を持して参加する予定でしたが、朝からやらかしてしまいました(^_^;
朝7時に目がさめたのですが、昨夜のお酒(近くのクリニックの先生と飲んでました)が残っていたせいか、なかなか起きられなくて・・
また、招待ハガキにジョギングコースは10時スタートって書いてあったので、まだいいだろって、もう一眠りしたのがまずかったんです。
結局8時過ぎに起きて、準備して、お餅を食べて、8時50分ころに家を出発したまではよかったのですが、車に乗ってハガキを見直すと、「受付は8時40分まで」、と書いてあったんです!
会場までは車で20分くらい、どうみても無理。というか、すでに時刻は過ぎていました!
受付ダメならこっそり人ごみにまぎれて参加しようと決めて、とりあえず会場に向かいました。
会場はすごい人で、交通規制もされていて近づけず、参加受付会場の体育館から1kmくらい離れた、病院の駐車場に、車をとめざるをえませんでした。
慌てて車をおり、人ごみを掻き分けながら歩いて体育館に到着すると、すでに9時40分スタートの10kmマラソンの参加選手たちが、意気揚々と集まっていました。
こんな状況じゃ、今ころ参加受付なんてむりだな、何言ってんのとバカにされるのがオチかなと思いました。
無理を承知で、「大会本部」て書いてある看板の下に座っていた役員の男性に、「受付の場所がわからなくて、遅れました」としらじらしくハガキを差し出すと・・・
その男性は、親切にも「大丈夫です」と言って、名簿を調べてくださり、棚の奥から私のゼッケンの入った袋を出してくださいました。
かくして、無事に春日井マラソンに参加できることになったのです。
しかも袋の中には、ゼッケンと名簿のほかに、質の良さそうなスポーツタオルが入っているじゃありませんか。
慌てて、車の中にタオルを忘れてきたことを見透かしているかのように!
よかったよかった、きっといいことがある、と言い聞かせながら、スタート地点へと向かいました。
スタート時間が近づいていましたので、真のスタート地点よりずっと手前から、すでに、たっくさんの参加者の方々が集まっていました。
例年どおり、子供連れのファミリーから、お年寄りから、そろいのTシャツで参加の企業団体の方や、奇抜な格好の目立ちたがり屋さんや、その他大勢の方々が、スタート地点よりずっと手前から、雑談しながらスタートを待っていました。
例年の経験で、ここからでは人が多すぎて思うように走れないことが分かっていたので、人ごみを掻き分けて真のスタート地点に近いところまで進んだところで、いきなり「パン」とスタートの合図がなり、大集団がゆっくりと動き始めました。
だいぶ、前の方に進んでいたはずですが、最初はまわりの人たちが近すぎて、歩くことすらままならない状況です。
だんだん人がばらけて、ようやく走れるようになると、今度は小さな子供さんがちょろちょろ動き回るので、躓きそうになり、危ないこと危ないこと。
でも、そのうちにマイペースで走り始めると、だんだん体が暖まってきて、爽快な気持ちになります。
不思議なもので、一人で走っていると、途中で嫌になってきて、もうやめて歩こうかと、くじけそうになることが多々あるのですが、まわりにたくさんの人が一緒に走っていると、全然苦にならずに、頑張れるんですね。
行程の半分ほどのところで、先にスタートした10kmマラソンの人達とコースが並ぶのですが、なんとこの人たち、すでに7~8kmは走っているはずなのに、疾風のごとく走り去って行くんです。
私はまだ2kmも走ってないのに、あっという間に追い抜かれて・・・まさに体力の違いを見せつけられました。
本日は曇っていて寒かったのですが、もともと汗かきの私はだんだん汗がしたたり落ちてきました。
そんなとき、スポーツタオル、持っててよかったと思いました。
まわりの人達と走っていると、最後まであまり苦しいと感じることなく、ほぼ同じペースを保って歩くこともなく、無事3kmのゴールにたどり着くことができました!
恥ずかしながら、時間は22分11秒。
10数年ほど前に初めて参加したころは、確か20分を切っていたのですが、体力がおちたなぁと感じました。
でも、練習していなかったので、来年はもう少し練習して20分をきるぞ、と心に誓ったのでした。
ゴールすると、係の人から、アクエリアスがもらえます。
タオルにアクエリアスがもらえて、爽快な気分を味わえて、参加費はなんと200円。
ものすごく得した気分になって、意気揚々と会場をあとにしたのでした。
最後に帰るとき、まだ10kmを走っている最中の人々を、見かけました。
ゴールのタイムを見ると、すでに1時間10分を経過していました。
後から後から、人がゴールするのですが、その中に、かなりのお年寄りもいらっしゃいました。
私も、3kmジョギングしたときのゆっくりしたペースで、10km走れれば、この人たちと同じくらいのタイムでゴールできるのではないかと感じました。
お年寄りでもがんばっているんだから、負けられないという気持ちにもなりました。
いつしか、3km走で20分を切るという目標は、10kmを完走する、という目標にかわりつつあるのでした。
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