3日は医師会の忘年会でした。
まだまだ新参者の私は、自分のテーブルの先生だけでなく、他のテーブルにも遠征して、お酒をついでまわりながら、ご挨拶してまわりました。
そして返杯につぐ返杯で、途中から例によってふらふらになったのでした。
ついでまわった最後に、今年の新年会でも深夜までお酒をくみかわした、脳神経外科の大先輩であるN先生にお会いしたから、さぁ二次会という運びになりました。
さらに私の大の飲み友達でもあるY先生他4人ほどの先生方と二次会に突入したのでした。
そして向かった先は、当院の忘年会でもお世話になった、あの「月見や」さんでした。
そこで、またしても銘酒「黒龍」にであったのが運の尽き、またしても途中から意識がなく、会計をした覚えもなく、タクシーをどこで拾ったのかも全く覚えがなく、気がついたら朝の自宅のベッドでした。
何か失礼なことはしてなかったか、不安でしたが、翌日Y先生に昨夜のことを聞いてみると、Y先生も飲みすぎて覚えてないとのこと。
みなさん私と同じかな。それなら覚えてないものどうし、きっとなんとかなったんでしょう、と勝手に解釈しました。
翌日の4日は昼まで二日酔でふらふらで、ベットとトイレの往復でしたが、この日で愛岐トンネルの秋の公開が終了するというので、行ってみることにしました。
私のすんでいる高蔵寺駅の一つ先の定光寺駅からコースが始まるので、ほんと近所なんですよね。
なのに、一度も行ったことがなかったんです。
まさに灯台下暗しです。
近くに車をとめて、そこから老犬とお散歩しながら入っていくつもりでしたが・・・
そんなに甘いものではなく、ペットは進入禁止でした。
仕方なく、老犬は車の中でお留守番してもらい、さっそく入口にもどり、入場料100円を支払い、トンネル群に入っていくと・・・
トンネルはどれも真っ暗でしたが、ところどころにほのかな灯りがあったり、蒸気機関車が走るBGMが流れたり、結構凝った設定になっていて、たった100円ではもとがとれないだろう、ボランティアの方たちもたいへんだなぁと思い、感謝の念をもって歩かせていただきました。
線路や枕木はすでにありませんでしたが、線路のまわりにしかれていた石がごろごろあって、とても歩きにくく、ただでさえ二日酔いでふらふらの私には、とってもつらい散歩でした。
でもトンネルをぬけると、きれいな紅葉と横にながれる庄内川の渓谷の景色が、とても見事でした。
トンネルを三つほど抜けると、レンガ広場という場所があって、コンサートをやっていました。
おそらく、これもボランティアの人たちにより、中南米系の民謡らしき歌が披露されていました。
渓谷の景色とあいまって、まるでマチュピチュに来たかと錯覚するほどでした。行ったことはありませんけど。
4つめのトンネルをぬけると、愛知県と岐阜県の県境に到達し、ここで行き止まり。ゆっくり楽しみながら散歩してきたので、ここまで約1時間かかりました。
このころになると、ようやく二日酔いによるふらつきと吐き気は、治まってきたのでした。
帰りの道のりも、紅葉と渓谷の景色をみながら、足取りは多少軽やかになり、往復約二時間かかって老犬のもとに帰ってきたのでした。
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