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愛知県豊田市浄水町伊保原173-1

院長ブログ

伊吹山登山

2016年9月27日
先週と今週は雨模様の日々がつづきましたが、1週間前の9月25日の日曜日は、貴重なお天気に恵まれました。

天気予報どおりの晴れでしたので、山登りに行ってきました。

今回は、かの戦場で有名な関ヶ原近くの、伊吹山です。

伊吹山登山というと、麓の1合目から登っていけば本格的といってよいのでしょうが、今回はズルをして頂上近くまで有料道路を登って行き、頂上付近の駐車場からのぼったので、ぜんぜん大した登山ではありません。

当初は1合目から行こうと思って、早起きしたのですが、あいにく朝から右足の親指の関節が痛いのです。

そうです。長年付き合ってきた痛風発作がこんな時にでたのです。

このところ、なりを潜めていたのによりによって、こんなときに・・

ここ3ヶ月くらい尿酸を下げる薬を真面目に服用していて、最近の採血でも正常値だったのに・・


でも、天気もいいし、行くと決めて準備していたので、とりあえず行って頂上からの景色を眺めて帰ってこようと思いました。

朝6時半に家を出て、渋滞もなく順調に関ヶ原インターへと進み、伊吹山ドライブウェイの入口に着いたのは7時40分。

しかし、なんと、入口は大渋滞?

と思ったら、実はドライブウェイの開く時間が8時だったようです。

すでに10台ほどの車が止まっていましたが、空くまであと20分くらいなので、待っていようっと思って運転席を倒したら・・

後ろの車のクラクションがなり、何かと思ったら、早めに開門し車が移動し始めたのでした。


今日は、何処もかもすいていて、順調順調、早起きは3文の徳、って思いながら、がらがらのドライブウェイをひた走ったのでした。

途中の景色は、琵琶湖がよく見えて、絶景でした。

30分ほど登るとスカイテラス駐車場にたどりつき、颯爽と登山靴に履き替えたのでした。

このころには、痛風の足の痛さもいつのまにか忘れていました。「コルヒチン」が効いてきたのか、気分的なものかわかりませんが。


西登山口の小さな観音様に、登山中の無事をお祈りし、さあ登山開始です。(後で思ったんですが、それほど大げさな登山じゃなかったんですけど(^_^;)

なんと本日の一番乗りです!感動的!まわりには誰ひとりいません。

100メートルくらい登ると金網のドアがあって、閉まっていました。
朝早いから、まだ登ってはいけないのかなと思って、しばらく呆然としていると・・

どうやら、シカが駐車場に降りてこないように、予防のための金網フェンスだったようで、ドアノブを回したら簡単に空きました。なあんだ。


登山道は至るところに高山植物が咲き乱れ・・・とはいきませんが、紫色のきれいなお花は、いたるところに咲いていました。
あとで調べるとイブキトリカブトという花だそうです(写真)
きれいなお花ではありますが、名前を聞くと、毒がありそうに思えます。どこかの女性のことではありませんけど。

眼下に琵琶湖がきれいに見える、見事な景色を見ながら、お花にも見とれながら、すすんでいくと、40分ほどであっという間に頂上についてしまいました。

今回は初めて両手でストックを使って登ったので、へっちゃらで登れました。

ストックって、ふだんのウォーキングでもそうですが、腰や膝の痛い人には強い味方ですね。もちろん痛風の私にとってもね。


またしても、頂上の神社にお参りし、おみくじではなんと「大吉」をひいたのです!記憶にある限り初めてかもしれない!

きっといいことあるに違いないと、ハッピーな気持ちでコンビニおにぎりに食らいつきました。

売店をのぞくと、「地元特産の名物よもぎ餅」が売ってたので、ついつい買ってしまい、一気にごちそうになりました。
「名物」とか、「地元」って言葉には弱いもんですね。

頂上の景色は、それはそれは、綺麗でした。なんたって、琵琶湖がほとんど端から端まで見えるんですから。(写真)

この良い天気の日に登って本当によかった、前週は涙をのんであきらめて、よかったよかった、と思いました。


さて帰り道は東登山道を下ったのですが、至るところに、「危険」「転倒者続出」って看板がでていたんです。

高所恐怖症の私は、おじけづきましたが、登山靴とストックという強い味方がついてるから大丈夫と言い聞かせ、降り続けました。

道はせまく、階段もなく、すべりやすい石の上を降りることにはなりましたが、ストックを長めに調節して、支えにしながら降りたら、やっぱりへっちゃらでした。

さらにラッキーなことに、野生のキジの家族に会えたのです!(写真)

写真とったら、すぐ逃げてしまいましたが、きれいなキジを見られて、本当によかったです。

危険の看板にもかかわらず、この登山道にチャレンジしてよかったと思いましたし、「大吉」をひいただけのことはありました。


頂上から1時間ほどで駐車場にもどってくると、あんなにガラガラだった駐車場は、車や大型バスでぎっしり埋まっていました。

まだ、午前11時でしたが、本日は早々と帰途についたのでいた。



この登山の話は、登録が大変遅れてしまいましたが、今週は3回も飲み会があり、後半の部分がかけず、思い出し出し、やっと報告できました。遅れましたこと、ご容赦くださいませ。