ついに12月、今年も終わりに近づきましたね。
5日の土曜日は、医師会の忘年会でした。
まだ入会して1年しかたってない私は、まだまだ知らない先生も多く、またあまり知られてもいないので、「顔を売っておく」ためにも参加しました。
どのような順番で席が決められていたのかは、わかりませんが、受付をすませた私が案内されたのは、「E」テーブルでした。
広い会場には、医師や医師会スタッフの方々が、およそ100人集まっていました。
一つのテーブルには7-8人の方が席につくのですが、どんな先生と一緒になるのか、ドキドキしてテーブルにつきました。
すると、右隣には、昨年の忘年会でもお隣になったS先生が座っていらっしゃって、知っている先生でよかったと安心しました。
また同じテーブルの真向かいには、これまたいつも懇意にしてくださっている近隣の総合病院の副院長先生が座っていらっしゃって、これまた一安心。
しかし、私の左隣に座っていらっしゃった、ダンディーな、立派な髭をたくわえた先生は、初めてお目にかかる方でした。
どきどきしながら、ご挨拶しましたところ、某総合病院の副院長のN先生とのことでした。
いただいた名刺には「副院長」としかなかったので、会が始まってから、恐る恐る聞いてみました。
「あのぉ、失礼ですが、ご専門は何科でしょうか?」
そしたら、なんと、脳神経外科とのこと。
脳神経外科は狭い世界ですから、豊田に私がご挨拶してない脳神経外科の先生がいたなんて・・思わず「えっ!」とびっくりしました。
N先生からは、「君のことはよく知ってますよ」と言われ、なにも知らなかった私はまさに赤面でした。
お酒を酌み交わしだすと、同じ脳神経外科医なので、話も盛り上がり、だんだん打ち解けてきました。
その先生は、私より8年ほど年上の大先輩であり、私が学生時代から修行時代にかけて過ごした富山県出身であることもわかり、話ははずんではずんで、二次会へと向かうことになりました。
さらにそこへ、医師会の中で私の大の酒仲間である、Y先生が加わり、3人だけの二次会は大いにもりあがったのでした。
Y先生も同じ脳神経外科出身で、私とは以前から懇意にさせていただいているのですが、そのY先生とN先生は同じ大学の先輩後輩で、一緒の病院で働いていたことのがあるとお聞きし、さらに話は盛り上がったのでした。
豊田・みよし市内には約12-13名ほどの脳神経外科医がいるとのことですが、皆さんに声をかけて、豊田市・みよし市で脳神経外科の医会を作ろうとの話になりました。
私が加わったことで、この話が盛り上がったことを大変嬉しく思い、出身大学の垣根を超えて、皆さんが賛同してくれることを祈りつつ、来年早々にはぜひ会を立ち上げようと思いました。
夜もふけて、私が終電を気にして帰りましょうと声をかけたところ、N先生はもう一軒行こう、とのこと。
私は、どうしようかと一瞬迷ったのですが、Y先生は近くにすでにホテルをとっていて、何時でもつきあいます、と飲む気満々なので、ついつい私も三次会へ。
どうもお酒が入ると優柔不断になってしまうんですよね。当然、終電はあきらめました。
と、そこまではよく覚えているのですが、あとは何を話したか記憶がなく、飲み会が終わったらN先生の奥様に当クリニックまで送ってもらったようです。
そのあと、どうやらクリニック内の自分の部屋でコート姿のまま寝てしまったようです。
ドアホンの音がうるさくて目がさめたのは、朝5時半のことでした。
ドアホンのモニターを見ると、明け方の薄明かりの中にたっていたのは、警察の人?
ま、まずい酔っ払って何か問題をおこしたのかな?
それとも、宿泊施設ではないクリニックに泊まったので怒られるのかな、どうしよう・・
一気に酔いはさめ、血の気が引いたのでした。
フラフラな足取りで裏口を開けたところ、そこに立っていたのは、セコムの警備の人でした。
警備時間の延長をどうやら適当に設定したらしく、設定時間が朝の5時半になっていたようでした。
そして5時半をすぎたので、人影を察知したセコムのシステムが警備員を呼び出したのでした。
セコムの方に、「私はここの院長ですから、大丈夫です、おやすみなさい」とドアを閉めようとしたところ、身分証明書を見せなさいとのこと。
フラフラで頭痛いのに、勘弁してくれと思いながら、まどろみの中、カバンから免許証を探し出し、納得してもらって帰っていただきました。
そのあとは、日曜日ということもあり、もう一眠り。
次に目がさめたのは、昼をとうに過ぎていた時間でした。
日曜日はまさに二日酔いで終わりました。
N先生とY先生も二日酔いだったかなあ、脳神経外科医会たちあげの話、覚えているのだろうか、と心配になりましたが、大先輩のN先生とお知り合いになり、深夜まで心ゆくまで脳神経外科談義に花が咲き、医師会忘年会に参加して本当によかったと思ったのでした。
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