内科・脳神経外科・頭痛外来なら豊田市のむつおクリニックへ

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愛知県豊田市浄水町伊保原173-1

頭痛外来

頭痛について

まずは原因を特定しましょう

頭痛の原因は様々です。緊急性の高いものから、命にかかわらないものや病気ではないものもあります。
だからこそ、まずは原因を特定することが重要です。
その原因が重大で危険なものであればすぐに適切な処置を、そうでなければ安心して日常生活を送ることが出来ます。以下のような症状がある場合、まずはお気軽にご相談ください。

こんな時はご相談ください
  • 頭痛と同時にめまいがする
  • 頭痛と同時に吐き気がする
  • 手足がしびれることがある
  • 突然激しい痛みにおそわれた
  • 頭痛の頻度が多い

一次性の頭痛

命にかかわらない、病気ではない頭痛が一次性頭痛です。一般的には頭痛持ちと呼ばれるもので、以下の緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などがこれにあたります。くも膜下出血のような他の疾患に起因するものではないことを確認することで、一次性頭痛であることが判断出来ます。頭痛の種類によって適切な治療を行いましょう。

緊張性頭痛

首や肩などの筋肉の緊張により、血流が悪くなり痛みが起きる頭痛です。
長時間のデスクワークや長時間の運転など同じ姿勢を続けることによる身体的ストレスや、対人関係や仕事、家庭での悩み等による精神的ストレスが原因と言われています。

片頭痛

頭の片側あるいは両側がズキンズキンと脈を打つような痛みのある頭痛で、吐き気などを伴うこともあります。
20~40代の女性に多く女性ホルモンのバランスの変化や、疲労やストレスなどが原因と言われています。

群発頭痛

一定期間に集中して、目の奥や頭部の片側に起こるもので、「目をえぐられる」ような激しい痛みを感じます。
20~30代の男性に多いのが特徴です。


当院では、一次性頭痛を分類し追求することで、適切な生活習慣をご指導し、投薬を行っていき、少しでも症状が軽減するように努めて参ります。

二次性の頭痛

二次性の頭痛は、くも膜下出血に代表される危険な頭痛です。見逃されると死につながることもある脳の疾患が原因で起こるもので、早急に治療を開始しなくてはなりません。今まで経験したことのない激しい痛み、いつもと異なる痛みがあればすぐに受診してください。
痛みにより意識を失うこと、異変が突然起こることもあるため、注意が必要です。二次性頭痛は、原因がはっきりしている頭痛のため、対処することで軽減することがある頭痛です。

くも膜下出血

「くも膜下出血」は脳動脈瘤の破裂などによって血管が破れ、脳を覆うくも膜と軟膜のすき間に血液があふれてしまう病気です。突然の激しい頭痛を感じ、吐き気・嘔吐、痙攣発作や意識喪失を伴うこともあります。
早急に適切な対処をしないと、命にかかわることがあります。

脳出血

「脳出血」は脳の動脈が破れて脳の中で出血し、血液のかたまりができることにより脳を内側から圧迫するため頭痛を起こします。徐々に痛みが強くなり、手足のしびれや力が入らない、言語障害や視野障害を起こしながら、意識障害を起こします。

脳腫瘍

頭全体か頭の一部で圧迫感や鈍い痛みが続き、突然の嘔吐や、痙攣発作が起こるようなときは、「脳腫瘍」が疑われます。起床時に痛みが強く、起床後しばらくすると軽減するのが特徴です。

髄膜炎

「髄膜炎」は、ウイルスや細菌の感染により炎症を引き起こし、高熱がでて首筋が硬直し、後頭部の激しい頭痛を伴います。痙攣や意識障害などの症状が起こることもあり、診断・治療が遅れると死に至るケースもあるので迅速な対応が必要です。

慢性硬膜下血腫

頭をぶつけた後などに、徐々に血腫ができ、頭蓋内の圧が高まり脳を圧迫します。頭にけがをしてから数週間後に痛みがじわじわと現れ、徐々にひどくなります。歩行障害、手足の麻痺、物忘れなどの認知機能障害が出てきます。

副鼻腔炎

顔の骨には副鼻腔という鼻とつながっている空洞があります。副鼻腔に細菌が入り込むことで膿が溜まったり粘膜が腫れたりする症状を副鼻腔炎と呼びます。副鼻腔炎は頭の全体的な痛みや後頭部痛がおこる場合もあります。

薬物乱用性頭痛

薬物乱用性頭痛とは、頭痛による薬の服用を続けていることで、頭痛が慢性化していまう症状のことです。薬の服用により脳の中枢神経の感受性が変化し、ごくわずかな刺激でも痛みを感じるようになってしまいますので、薬の使用頻度には注意しましょう。