0565-43-3688

愛知県豊田市浄水町伊保原173-1

院長ブログ

訪問診療

2015年11月11日
今月から、お二人の患者さんのお宅におじゃまして、訪問診療を始めました。

訪問診療は、以前から、お話があればやってみたいと思っていましたが、その思いがかないました。


Aさんは、90才代の女性です。

食事がだんだん摂れなくなってきて、病院で胃瘻を勧められましたが、ご本人が胃瘻も点滴も嫌がり、退院して介護付きマンションのご自宅で過ごしたいと希望されました。

初めて訪問したときは、退院直後ということもあり、かなりお疲れの様子で、ほとんど話もできずに寝ていってしまう状態でした。

まるで、かつての寝たきりになったときの父を見ているようでした。

ところが、1週間後に訪問したときは、とてもお元気になられ、普通に会話もでき、介護士さんの話では食事もかなりの量を食べていらっしゃるとのこと。

自宅に帰ると元気が沸くのでしょうね。

ひとり暮らしで、マンションには看護師さんもいないので、周りの方には頼っていられないと、頑張る気力がわいてくるのでしょうか。

本当に精神力の強い方と感じました。きっと長生きされることでしょう。


もうひとりのBさんは、80才代の女性で、お腹の病気で入院治療をうけているうちに、手足の力が弱り、寝たきりになったため、訪問診療を希望されました。

それでも、Bさんはとても明るい方で、デイサービスを利用してリハビリをしながら、前向きに自宅療養をつづけています。

私が一通りの診察をして、帰ろうとしたら、「え?もう帰っちゃうの?もっとゆっくりしていったら。」と引き止められましたが、午後の診察もあるのでと言い訳して、失礼しました。

すみません、今度は余裕がある時間にお邪魔します。

ご家族も温かい方たちで、このご家庭の明るい雰囲気はBさん自身が作られているのだと感じました。


私ができることは微力ですが、少しでも皆さんの健康に役立てたら幸いと思っています。