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院長ブログ

認知症ブロック研修会に参加して

2015年1月17日
13日のことですが、ちょっとうれしいことがありました。
患者さんの診察券番号が、「1000」を突破したんです!
もっとも、番号は100番から始まるので、正確にはのべ900人に達したということなんですけどね。
それにして、夢の4桁にこんなに早く到達したのはうれしい限りで、少しずつ地域の皆様に知られてきたのかなあと実感しました。
これからも、もっとたくさんの方々の健康のお手伝いができればと考えております。


14日には、豊田市・みよし市の認知症ブロック研修会がありました。
初めての参加でしたので、演者の人の話をぼーっと聞いてくればいいのかと思っていたら、その後にグループワークによる話あいがありまして、ちょっととまどいました。

具体的には、一人くらしの認知症患者さんをどう見守っていくか、認知症患者さんが行方不明になったらどう対処するか。
重い課題についての話しあいでしたが、身近な話題でありながら真剣に考えたことはありませんでした。

医師の参加は思ったより少なくて、介護関係の方や地域包括支援センターや役所の方とか、ふだんゆっくりお話できない人たちと、意見交換しました。
今までは、医学的には認知症のことを少し勉強してきましたが、認知症患者さんが増えてくる問題を社会全体としてとらえ、他職種の方々が意見を交換することは、初体験でした。

ある先生が講演されていたのですが、これからは認知症は風邪と同じような、ありふれた病気になってくるし、治癒することのない、終わりのない、ずっと長くつきあっていかなくてはならない病気です。
もちろん自分一人では解決できない、家族だけでも解決できないことで、社会全体として考えていかなければならないのは当然のことです。
市がやっている認知症サポーターのとりくみは、とてもよいことだと思います。
そのような市のとりくみがわかっただけでも、とても有意義な会だと思いました。
これからは多くの医師や薬剤師、理学療法士さんなど、積極的に参加して意見を交換すべきだと思いました。


また先日の新聞に、違反をした高齢者の運転免許保有者に、認知症検査を義務づける、との記事が掲載されていました。
認知症の方の運転者が、高速道路を逆走して、大事故を引き起こしたという事例があいついだからでしょう。

しかし、交通の便のよくない地方に住んでいるかたは、運転免許を取り上げられてしまうと困るという事情もうなずけます。
知能検査だけでは、必ずしも事故を引き起こす人か判断できないこともあるかと思います。
ご家族の話や、本人の人格等総合的に判断しないと、運転してはダメとは判断しにくいのではないでしょうか。

かかりつけ医が総合的に判断できるしくみができたらいいと思います。